(国指定重要文化財・絵画)

 


  江戸時代 絹本著色 縦130.5cm 横36.1cm

 作者の岡田半江(おかだ・はんこう/1782~1846)は江戸時代後期、関西で活躍した画家です。
 明の文人画家、董其昌(とう・きしょう)の「暁 靄起鴉図」にならって、天保12年(1841年)に描かれました。春の山々に朝靄(もや)が流れる中、鴉(からす)が寝ぐらから飛び立っていく情景を描いています。
 彩色も美しく、半江の代表作とされています。

所在地 白井沼675 (公財)遠山記念館蔵
指定年月日 昭和54年6月6日