(国指定重要文化財・工芸品)

 

   平安時代 彩箋墨書 縦12.5cm 横11.5cm

 古来、由緒深い伝歴と気品のある美しい筆の床飾りとして珍重されてきました。
 舶来の唐紙に「古今集」の四季の歌を書写しています。一部が京都・大徳寺内の寸松庵に伝来したので「寸松庵色紙」の名があります。
 記されている内容は次のとおりです。

 むめのかをそてに
  うつしてとめたら(は)
   はるはすくと
  もかたみならま
      し

所在地 白井沼675 (財)遠山記念館蔵
指定年月日 昭和34年6月27日