町では、町内16か所で大気中の放射線量の測定を平成23年6月から実施しており、これまで計50回の測定を実施しました。いずれの測定においても、平常時の基準である年間1ミリシーベルト(0.19マイクロシーベルト/時間)を下回りました。
 このような状況から、平成25年度については、偶数月に1度の測定に変更し、平成26年度は、3ヶ月に一度の測定とし、4月、7月、10月、1月に測定を行いました。
 以上のことから、定期的な放射線量の測定は今年度をもって終了いたします。なお、住民の方から放射線の測定希望等がありましたら、個別に対応させていただきます。

測定結果等について

  1. 測定方法 町職員により、それぞれの測定場所で、地表5cm、50cm、1mの地点の大気中の放射線量を測定 
  2. 測定機器 放射線サーベイメータ RDS-30(ミリオンテクノロジー社製) 
  3. 測定状況
    • 平成23年度 6月から 2回以上/月  計25回
    • 平成24年度 6月まで 2回/月 7月から 1回/月  計15回
    • 平成25年度 1回/2か月  計6回
    • 平成26年度 1回/3か月  計4回    合計50回
  4. 年間換算値計算方法
    {(測定値×8時間[屋外])+(測定値×0.4[係数]×16時間[屋内])}
    ×365日÷1,000[単位をミリにするため]=年間換算値(mSv/年)

川島町内の大気中の放射線量の測定結果

   川島町では、町内16か所で放射線量の調査を行いました。

参考

日常生活と放射線

大地から1年間に0.4ミリシーベルト

医療行為による放射線

  • 胸のx線検診1回で0.05ミリシーベルト
  • 胃のx線検診1回で0.6ミリシーベルト
  • 撮影検査(CTスキャン)1回で6.9ミリシーベルト

移動による放射線

東京⇒ニューヨーク間を飛行機で往復すると0.2ミリシーベルト
  

用語

  • Sv:シーベルト・・・放射線の身体影響を表す単位
  • mSv:ミリシーベルト・・・シーベルトの千分の一の単位
  • μSv:マイクロシーベルト・・・シーベルトの百万分の一の単位
  • /h:パーアワー・・・1時間あたりを表す記号
  • /年:パー年・・・1年間あたりを表す記号

放射線量について(埼玉県ホームぺージ)