「川島町の教育行政の一層の充実・発展のために」
4月1日付けで、中村正宏前教育長の後任として、川島町教育委員会教育長を拝命いたしました関口敬氏(せきぐちたかし)です。平成30年度から令和3年度までの4年間、母校である中山小学校の校長を務めさせていただき、一昨年年度に定年退職いたしました。教育長は、普通教育(幼稚園・小学校・中学校での教育)及び、生涯学習・生涯スポーツを所管する教育委員会事務局の責任者として責務を負うものであり、子ども達はもとより、川島町の未来を託されたものと重く受け止めております。
「解のない時代」
これからの時代は、「解のない時代」と言われております。そのような時代を、自立して豊かに生きていくためには、自ら学び続けることが大切であると考えます。また、グローバル化が進み、多様性を認め合う世の中においては、豊かな心の醸成が欠かせません。そして、社会の一員としてたくましく生きていく子どもを育てることが、川島町の未来を創っていくことに繋がるものと思います。この「自ら学び、心豊かに、たくましく生きる川島っ子」の育成を目指し、地域の皆様と、この目指す子ども像を共有し、健全な子ども達の育成に全力で取り組んで参ります。
生涯学習・生涯スポーツの大切さ
また「人生100年時代」において、生涯学習・生涯スポーツの重要性を感じております。豊かな人生を過ごすためには、様々な趣味を持ち健康に暮らしていけることがなによりです。または、誰かのために役立ちたい。こんな生き方も素敵だと思います。核家族化やデジタル化が進み、人間関係が希薄になりつつある昨今、地域の皆様が生涯学習・生涯スポーツを通じて活動の輪を広げ、繋がりを深めていただけることが出来たら素敵だと思います。そのために、首長部局との連携を密にして様々な施策を進めて参ります。
私は、これまで勤務した学校において「協働」を経営方針の中心としてきました。職員一人一人が素晴らしい力を持っていても、一人一人の方向性が違えば組織としての力は効果が期待できません。逆に、お互いが結束し同じ方向性を向いて仕事をすればプラスαの効果を生み出すことが出来ます。
飯島町政のもと、まちづくりの礎を築いていけるよう教育行政に全力で取り組んで参ります。
皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げ、就任のあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。
令和5年4月1日 関口 敬氏