皆様、明けましておめでとうございます。本年も、川島町教育の充実・推進のために、より一層のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
 私は、本年も、教育委員や事務局の職員と一体となり、さらに各学校や各社会教育関係団体が心を1つにして活動する「チーム教育委員会」「チーム川島」として、 子供たちや町民の皆様のために積極的に教育行政を推進してまいります。
 さて 、川島町は、国と埼玉県と同様に「学力の向上」が最大の課題です。国や県の学力・学習状況調査では、町は大変厳しい結果となりました。 教育委員会としては、この結果を真摯に受け止め、平成28年を「学力向上元年」と位置づけて、各小・中学校と一体となって学力向上に向けて様々な取組を進 めます。
 子供たちの学力向上のためには、日々の授業の向上が最も重要です。各学校では、すべての子供たちがわかる楽しい授業となり、将来に夢と目標をもって学べるよう、教師の授業力を高めていきます。

 学校の授業の充実を図るとともに、 家庭生活の充実も大切です。川島町PTA連合会にご協力いただき、家族のきまりや家庭学習を進めるための参考として「家庭生活の約束6カ条」を作成します。 3学期には、全家庭に配布して取り組んでいただく予定です。
 また、この1月から、学力向上の具体的な取組を進めるために、 12月定例議会において補正予算の議決をいただきました。その1つとして、本年度の1・2学期の学習状況の定着を図るため、 1月13日(水曜日)に、全小・中学校で『川島町学力確認テスト』を実施します。各学校では、2学期後半から各教科の復習をしています。学年のまとめの段階で、この学力テストの結果を活用して、 子供たち一人一人にきめ細かな指導を行い、学習の定着に努めます。
 もう1つは、 川島町独自の『家庭学習ノート』を新たに作成します。3学期には、すべての児童に配布して活用し、学校と家庭が連携して学力向上を図ります。このノートに は、 「家庭学習のポイント」「親子で取り組んで欲しい5つの習慣」「家庭学習の内容例」などを盛り込んでいます。保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたし ます。

 川島町のもう一つの大きな課題は、少子化の進行した小学校を対象とする「学校規模の適正化」です。昨年11月~12月に、各小学校や各地区において 「学校規模適正化基本方針(修正案)」の説明会を行いました。 教育委員会では、10年先・20年先を見据えて、子供たちのよりよい教育環境を整えるために、 保護者や地域の皆様のご理解・ご支援をいただいて学校規模適正化を推進します。
 学校規模適正化を進めることと並行して、児童生徒の学力や社会性の向上を図る「小中一貫教育」を川島町教育の大きな特色として進めます。具体的には、 小中学校9年間を見通して教育課程を編成し、小学校や中学校で英語や算数・ 数学などの教科の授業を小学校と中学校の教員が協力して指導したり、小学生と中学生がいっしょにスポーツや文化活動、部活動などを行ったりします。
 この「小中一貫教育」の実現により、「川島町で教育を受けさせたい」と思えるような質の高い義務教育を提供したいと考えています。

 生涯学習・社会教育の推進につきましては、「生涯学習推進のまち宣言」(平成4年11月)、「スポーツ都市宣言」(昭和52年1月)の精神を、21世紀にふさわしい形で充実・発展させたいと考えています。
 具体的な取組としては、伝統芸能の保護・継承のため、各団体の活動成果の発表の場の提供やPRの推進などを行い、郷土川島への関心を高めるとともに、伝統芸能を大切にする心を育むための施策に力を注いでまいります。
 また、心豊かでたくましい子供を地域で育てることや安心して活動できる子供の居場所づくりを目的として実施している「川島町地域子ども教室」は、コー ディネーターを中心とした地域の皆様のご協力のもとに、10年目を迎えることができました。今後もこの事業の充実に努めてまいります。
 なお、現在、「川島町生涯学習総合推進計画」(平成23~27年度)の成果を検討しています。今後とも、町民の皆様が生涯にわたって生き生きと学び活動できるような施策を積極的に推進してまいります。

 教育委員会事務局(教育総務課・生涯学習課)は、1月よりコミュニティセンターから川島町新庁舎2階に移り、業務を行っています。「コミュニティセンターや町民会館の受付」は、コミュニティセンター1階の窓口で行っていますのでよろしくお願いいたします。

平成28年1月6日 中村 正宏

 川島町教育委員会では、幼児・児童・生徒の自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応する能力の育成を図り、基礎・基本の定着と個性を生かす ひびきの教育を推進しています。