2025(令和7)年は、太平洋戦争の終戦から80年の節目にあり、町民の戦争体験や戦時下の暮らしを物語る資料を展示し、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の尊さを考える契機とするため、川島町教育委員会では、令和7年度に企画展の開催を検討しています。そのため、令和6年度は、企画展の準備として、町内の「戦争」に係る資料の調査を行います。
この度の調査では、町で委嘱した「川島町文化財専門調査員」の方に調査の協力をお願いしています。資料をお持ちの方、所有者をご存じの方は、生涯学習課にご連絡をお願いします。
対象とする時代
1894(明治27)年(日清戦争)~1951(昭和26)年(サンフランシスコ平和条約締結)までを対象とします。
対象とする資料
出征者、満蒙開拓団、抑留者、留用者及びその家族に係る資料
(1)写真(入営時、軍隊生活、銃後の生活)
(2)手紙・手記(軍事郵便、慰問の手紙、赤紙、戦死公報、手帳、日記)
(3)出版物(新聞、ポスター、雑誌)
(4)教育関係(尋常小学校、国民学校、青年学校)
その他(千人針、たすき、日章旗、軍服、鉄帽、ゲートル、国民服、学生服、もんぺ)
参考写真
鉄帽 ゲートル 軍事教練で使われた薙刀
八ツ保村村葬の様子(1) 八ツ保村村葬の様子(2)
絵葉書
注意事項
(1)調査は、町に現存している資料の所在、現状を確認するもので、町の指定等を確約にするものではありません。
(2)調査対象である資料を全て引き取り、保管するものではありません。
(3)情報提供いただいた全ての資料を調査するものではありません。内容によっては、お断りする場合もあります。