~気づくのは あなたと地域の 心の目~ 児童虐待の連絡・相談

児童虐待とは・・・

 本来、子どもをあたたかく守り育てるべき親や親に代わる養育者が、子どもの心や体を傷つけ、健やかな成長や人格の形成に重大な影響を与える行為をいいます。虐待は、子どもに対する著しい人権侵害です。
 親が「しつけ」と思っている行為でも、現実に子どもの心や体が傷つく行為であれば、それは「虐待」です。親の立場よりも、子どもの立場で判断することが大切です。

みんなで防ぐ児童虐待

 児童虐待は、家族という密室の中で行われるために発見されにくく、しかも、虐待者が親であるために、子どもは逃げたり、自ら救いを求めたりすることが困難です。
 児童虐待防止法では、すべての国民の義務として、虐待を受けたと思われる子どもを発見したときは、児童相談所などに連絡(通告)しなければならないと定めています。
 連絡(通告)は、子どもを守り、ひいては、虐待してしまう親をも救うことになります。
 なお、子どもを守ることが優先されるため、医師や公務員などの「守秘義務」違反にはなりません。また、連絡した人が誰かがわからないように、秘密は守られます。
 周囲の人のあたたかいまなざしと実行が、子どもを虐待から守ります。

全国共通ダイヤル

0570-064-000 (児童相談所につながります。なお、PHSや一部のIP電話からはつながりません。ご注意ください。)

※児童相談所は、虐待通告の場合は、子どもの安全確認を行います。虐待予防のために、出産・子育ての相談に応じます。
  匿名でも可能です。秘密は守られます。

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