春の俳壇の特選・入選作品をご紹介します
これまで広報かわじまに掲載していた俳壇コーナーにつきましては、より多くの方に親しんでもらうためにホームページで掲載することとなりました。
春の俳壇 特選・入選作品
4月の季題 麗らか 林檎の花 (選者:関洪石)
【特選】小林隆子さん
ペットボトルからりからから畑うらら
《評》題材も表現も極めてシンプルなのだが、麗らかさ満開。
【入選】丸山和雄さん
あばれ川制す人の和花りんご
5月の季題 端午 卯の花 (選者:小山内里路)
【特選】丸山征子さん
端午の湯清き香りに身をゆだね
《評》端午の節句に菖蒲湯を立てて菖蒲から出る独特の清き香りに身を癒されたのであろう。
【入選】丸山和雄さん
卯の花の匂い包んで小昼来て
6月の季題 翡翠(川蝉) 茄子の花 (選者:小山内里路)
【特選】丸山和雄さん
翡翠や一撃石火水脈のこし
《評》翡翠は緑青色の美しい鳥である。水辺の小枝から獲物を見つけるとすばやく行動して捕える習性がある。中七の一撃石火がこの鳥を的確に表わしている。
【入選】小林隆子さん
茄子の花媽(はは)の腕貫かっぽう着
夏の俳壇 季題
7月 編笠、毛虫
8月 水中花、ボート
9月 夕月夜、竜胆(りんどう)
9月15日までに住所、氏名(俳名の場合は本名も記入)、電話番号を明記し、6つの季題の中から一人3句以内で政策推進課秘書室にご応募ください。
秋の俳壇 季題
10月 啄木鳥(きつつき)、落穂(おちぼ)
11月 柴漬(ふしづけ)、笹鳴(ささなき)
12月 フレーム(温室)、木兎(みみづく)
12月15日までに住所、氏名(俳名の場合は本名も記入)、電話番号を明記し、6つの季題の中から一人3句以内で政策推進課秘書室にご応募ください。