川島町の仏像を動画でご紹介します。
これらは、川島町と武蔵丘短期大学の共同研究で制作した動画です。
1.川島町の仏像(町指定有形文化財 木造阿弥陀如来坐像・薬師如来坐像)
木造阿弥陀如来坐像は、川島町の吹塚地区に位置する西見寺に伝わる仏像です。平安時代の作と伝えられ、仏師定朝の様式をよく伝えています。1989(平成元)年に文化財に指定されました。
薬師如来坐像は、川島町の下八ツ林地区に位置する薬師堂に伝わる仏像です。ヒノキを使った寄木造で、鎌倉時代の作と伝えられています。1961(昭和36)年に文化財に指定されました。
2.川島町の仏像(町指定有形文化財 木造阿弥陀如来坐像・木造聖観音坐像)
木造阿弥陀如来坐像は、川島町の中山地区に位置する金剛寺に伝わる仏像です。鎌倉期の作とされ、膝裏に「天正三(1575年)三月十五日」と「文政二(1819年)五月吉日」修理の墨書銘があります。1989(平成元)年に文化財に指定されました。
木造聖観音坐像は、同じく中山地区に位置する正泉寺に伝わる仏像です。南北朝期の作とされ、宝暦9年(1759年)の修理銘によると、中山の周囲の村々、川越北町中などに多くの信者がいたことがわかります。1989(平成元)年に文化財に指定されました。