避難の原則!まずは命を守る行動を!

毎年水害により多くの方の尊い命が失われています。水害は、突発的に発生する地震と違い、降雨から災害が発生するまでの進行性の災害です。

災害が発生するまでの猶予時間を活用して、適切な避難行動をとることが大切です。

 

町外へ避難

町を囲む河川がはん濫した場合、町内全域が浸水し、最大2週間程度浸水が継続することが想定されます。

町や気象庁が発令する避難情報を注視し、命を守るために、早めに町外の親戚や知人宅、勤務先などに自主避難しましょう。

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避難の決断

水害のおそれが高まったとき、様々な情報をもとに、避難行動を決断するのは自分自身です。早め早めの避難行動を心がけることが大切です。

 

避難のルール

避難行動を早め早めにできるように、日頃から家族、隣近所や地域で避難先、避難方法、声掛けなどの「地域の皆さんで逃げるルール」を考えておくことが大切です。

 

避難の優先順位 

(1)町外の親戚、知人など

浸水のおそれのない町外の親戚、知人宅や宿泊施設、勤務先などの避難先を確保し、町外へ自主的に避難をしてください。

 

(2)協定締結の避難場所

(1)の避難先を確保できない場合には、町協定締結の避難場所に避難をしてください。ただし、町が協定を締結した避難場所は限られたスペースです。 自主的に避難場所を確保してください。

 

(3)町内の指定緊急避難場所

(1)(2)の避難先に避難できない場合には、町内の指定緊急避難場所に避難してください。

 

避難するための準備

非常時に必要なものをいつでも持ち出せるように準備しましょう。

 ※非常用品の例

(1)飲料水、食料品(缶詰、ビスケットなど)

(2)貴重品(現金、健康保険証など)

(3)救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)

(4)防災用品(ヘルメット、防災頭巾、マスク、軍手、懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話充電器、携帯トイレなど)