避難所では、限られた空間で多くの方が共同で生活をします。共有施設は清潔に利用し、お互いのプライバシーを尊重しながら譲り合いの心をもって生活しましょう。

 また、備蓄品には限りがあります。感染防止や健康状態の確認のために必要となるものを可能な限り持参してください。

 

避難所生活で健康に過ごすために

(1).水分・塩分補給をこまめに

 こまめな水分・塩分補給で熱中症予防をしましょう。

 

(2).手を清潔に

 食事前、トイレ使用後、ごみ処理後等、頻繁に石鹸と水で手洗いしましょう。流水が使えないときは、アルコールを含んだ手指消毒液を使用しましょう。

 

(3).食中毒に注意!

 食事はすぐに食べましょう。下痢、発熱、手指に傷がある人は、調理や配食を行わないようにしましょう。

 

(4).体の運動

 エコノミークラス症候群の予防のため、足のつま先を動かすなど適度に運動しましょう。

 

(5).マスクの着用

 咳エチケットを徹底しましょう。また、飛沫感染を予防するため、咳などが出ていない場合もマスクを着用しましょう。

 

(6).体調不良などで困っている場合には相談を

 体調不良の場合や、困っているときには避難所の職員に相談しましょう。

 また、既に発熱等で体調が優れない場合には、多くの方が集まる避難所ではなく、宿泊施設を利用するなど、ご自身で感染症拡大防止対策にご協力をお願いします。

 

 車内で長時間避難する場合には、気象庁や市町村の防災情報を注視し、浸水想定区域にいないかなど、安全な場所であるか確認してください。また、車内ではエコノミークラス症候群に十分注意してください。

 

 〇エコノミークラス症候群対策

  •  座ったままでも足の指やつま先を動かすなどの足の運動をする。
  •  十分な水分をとる
  •  ゆったりとした服装で過ごす。