川島町では、食品ロス削減に向けた取組として「1515(いちごいちご)運動」を進めています。
この運動は、宴席の場において、乾杯あとの15分を自席で食事を楽しみ、お開き前の15分も自席に戻って食事を食べきることを推奨するもので、宴席における食べ残し(=食品ロス)を削減するというものです。
農林水産省の調査では、宴席での食べ残しの量の割合は14.2パーセントであり、食堂・レストランの3.6パーセントや結婚披露宴の12.2パーセントを上回っています。
「食べ残しはもったいない」ということはもちろんのこと、町内の飲食店から出る生ごみは、事業系一般廃棄物として町の環境センターに持ち込まれます。食品ロスを減らすことは、ごみ処理費用の節約や住民サービスの向上にもつながります。
食事も会話も十分に楽しんで、食べ残しのない「1515運動」。
かわじまの大人の新しいたしなみに、ぜひ、ご協力ください。
食品ロスとは?
まだ食べられるのに捨てられる食品のことで、日本から出る量は年間約600万トン以上にのぼります。この量は、飢えに苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(年間約320万トン)の約2倍。日本の皆さんが毎日、お茶碗一杯分のご飯を捨てている計算になります。
事業主の皆さんへ
1515(いちごいちご)運動は、料理の食べ残しを減らすことで店舗などのごみ処理費用の節約にもつながります。
お客さまにご協力いただきやすいよう、三角柱POPや缶バッジをご活用ください。