(町指定有形文化財・彫刻)

   


   西見寺は、新義真言宗智山派総本山智積院の末。本尊は大日如来。この阿弥陀如来坐像は、新しく建立された阿弥陀堂に勢至菩薩(せいしぼさつ)、観音菩薩とともに安置されています。
 表面衣の部分は漆箔、肉身の部分は金泥で仕上げられています。桧の割矧(わりはぎ)造り。薄く品のいい体駆、整然と美しい螺髪(らほつ)、流麗な衣文線(えもんせん)など、平安時代末期の定朝様をよく伝え、洗練された見事な芸術品といえます。像高51.3cm。
 上品下生の来迎印を結び、伏眼がちで気品のある坐像です。

所在地 大字吹塚232 西見寺
指定年月日 平成元年10月26日