町では、感染症および重症化予防のため、予防接種費用を助成します。

 積極的に予防接種を受けて、予防しましょう。

   予防接種を受ける前には、説明書を必ずお読みください。 

 ここをクリック 帯状疱疹説明書.pdf(2025年4月23日 15時43分 更新 241KB)

 ここをクリック インフルエンザワクチン説明書.pdf(2120KB)

帯状疱疹とは

  帯状疱疹とは、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが加齢や疲労などによって免疫力が低下した場合に再活性化し、時に痛みを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現する疾患です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、数か月から数年にわたり強い痛みが残る場合があります。帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっており、80歳までに3人に1人が経験すると推定されています。(国立感染症研究所「帯状疱疹ワクチンファクトシート」より)

 

帯状疱疹予防接種

 令和7年度 帯状疱疹予防接種(定期接種)の対象となる方

1 対象者

 接種日時点で川島町に住民登録がある方で、次の1から4のいずれかに該当する方

1.年度内(令和7年4月1日から令和8年3月31日)に65歳を迎える方

令和7年度年齢 生年月日 
   65歳の方

昭和35年4月2日から昭和36年4月1日生まれの方

2.年度内(令和7年4月1日から令和8年3月31日)に70.75.80.85.90.95.100歳となる方

 令和7年度年齢 生年月日 
   70歳の方 昭和30年4月2日から昭和31年4月1日生まれの方 
   75歳の方  昭和25年4月2日から昭和26年4月1日生まれの方 
   80歳の方 昭和20年4月2日から昭和21年4月1日生まれの方 
   85歳の方 昭和15年4月2日から昭和16年4月1日生まれの方 
   90歳の方 昭和10年4月2日から昭和11年4月1日生まれの方 
   95歳の方 昭和  5年4月2日から昭和  6年4月1日生まれの方 
 100歳の方 大正14年4月2日から大正15年4月1日生まれの方 

3.年度内(令和7年4月1日から令和8年3月31日)に100歳を超える方

  令和7年度に限り対象となります。

令和7年度年齢 生年月日 
 100歳を超える方 大正14年4月1日以前の生まれの方 

4.接種日時点で60歳以上64歳以下の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方(障害者手帳1級相当の方で予防接種法施行規則の規定に該当する方)

接種を受ける際は、対象者であることがわかる身体障害者手帳の提示が必要です。

 

2 接種回数及び費用

  使用されるワクチンは2種類あり、いずれか一方を定期接種として公費助成により表1の自己負担額で受けることができます。

表1

ワクチン名  接種回数 

自己負担額(公費助成後の金額です)

接種後に医療機関の窓口でお支払いください

 乾燥弱毒生水痘ワクチン

「ビケン」       

(生ワクチン)            

                 1回    5,000円

 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

「シングリックス」

(不活化ワクチン)         

 

   2回     

1回につき18,000円

既に任意接種として1回接種済の場合は、残りの1回のみを定期接種として扱いますので、助成対象となるのは残りの1回のみです。

  生活保護受給世帯で、上記の1から4のいずれかに該当する方の接種費用は無料です。

 接種の際に受給者証を医療機関の窓口に提示してください。

3 帯状疱疹ワクチンの比較

ワクチン名   

乾燥弱毒生水痘ワクチン     

「ビケン」

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

「シングリックス」

ワクチンの種類   生ワクチン 不活化ワクチン
 メーカー

一般財団法人

阪大微生物病研究所 

グラクソ・スミスクライン株式会社
 接種方法  1回、皮下に接種する

2か月以上(標準的には2か月)の間隔をおいて、2回、筋肉内に接種する。

(1回目の接種から6か月までに2回目の接種を完了することが望ましいとされています。病気や治療により、免疫の機能が低下した又は低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。)

ワクチンの

予防効果

1年時点   6割程度

5年時点   4割程度

10年時点   不明

1年時点   9割以上

5年時点   9割程度

10年時点   7割程度

重大な副反応 

アナフィラキシー

血小板減少性紫斑病

無菌性髄膜炎

ショック

アナフィラキシー

その他の副反応      

 

 

 

【70%以上】

ワクチン添付文書には記載なし

【30%以上】

ワクチンを接種した部位の発赤

【10%以上】

ワクチンを接種した部位のそう痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結

【1%以上】

発疹、倦怠感

【70%以上】

ワクチンを接種した部位の疼痛

【30%以上】

ワクチンを接種した部位の発赤、筋肉痛、疲労

【10%以上】

頭痛、ワクチンを接種した部位の腫脹、悪寒、発熱、胃腸障害

【1%以上】

ワクチンを接種した部位のそう痒感、倦怠感、その他の疼痛

  • 接種方法の注意点

 乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」(生ワクチン)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」(不活化ワクチン) を交互に接種することはできません。

  • 「帯状疱疹後神経痛」に対するワクチンの効果

 合併症の一つである「帯状疱疹後神経痛」に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」(生ワクチン)は6割程度、乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」(不活化ワクチン)は9割以上と報告されています。(厚生労働省情報提供資材帯状疱疹ワクチンについてのリーフレット「令和7年度から65歳以上の方などを対象に帯状疱疹ワクチンの定期接種を実施します。」より)

4 接種期間

 令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

 

5 接種方法

  • 医療機関に事前予約のうえ、予診票、接種費用、保険証等を持参し、接種してください。(診察日、予約等は医療機関によって異なりますので直接医療機関へお問い合わせください)
  • 対象者の方には、4月上旬にお知らせ、予診票等をお送りしています。

6 町内契約医療機関

医療機関名  住所  電話番号 
 石田医院 表406-1  049-298-7517 
 上野診療所 八幡3丁目1-6 

049-297-6633 

 榎本医院 上伊草833-1  049-297-8505 
 川島クリニック 伊草96-1  049-297-8783 
 川島領診療所 白井沼371-1  049-298-8881 
 平成の森・川島病院 畑中478-1  049-297-2811 
 めぐみ台クリニック 吹塚998-3  049-299-1200 

 

 埼玉県内の契約医療機関は、埼玉県医師会ホームページ(こちらをクリック)

  ご不明な場合は、健康福祉課健康増進グループまでお問い合わせください。

 

 

高齢者インフルエンザ予防接種

1 対象者

接種時に川島町に住所を有し、住民基本台帳に記載されている方

2 対象年齢

  1. 接種時の年齢が満65歳以上の方
  2. 満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能低下の重度の障がい(身体障がい者手帳1級)のある方

3 接種期間

令和6年10月1日から令和7年1月31日まで

4 接種方法

  • 医療機関に事前予約のうえ、保険証を持参し、接種してください。(診察日、予約開始日は医療機関で異なりますので、直接お問合せください)
  • 町内の医療機関には、予診票が用意してあります。
  • 町外の医療機関で接種を希望する方は、健康福祉課 健康増進グループで予診票をお渡ししています

詳しくは健康福祉課 健康増進グループ(TEL 049-299-1758)へお問合せください。

5 自己負担金

1,500円

6 接種回数

1回

7 町内接種契約医療機関

医療機関名
所在地
電話番号
石田医院 表406-1 049-298-7517
上野診療所 八幡3丁目1-6 049-297-6633
榎本医院
上伊草833-1  049-297-8505
川島クリニック 伊草96-1 049-297-8783
清水こどもクリニック
上八ツ林209
049-297-7725
平成の森・川島病院
畑中478-1
049-297-2811
むらかみ眼科クリニック(※) 伊草74-1 049-297-7741
 めぐみ台クリニック 吹塚998-3  049-299-1200
   (※)かかりつけで、例年接種されている方のみ。

埼玉県内の接種契約医療機関は、埼玉県医師会ホームページ→http://www.saitama.med.or.jp/iryou_11.html
医療機関について、ご不明な場合は、健康福祉課健康増進グループまでお問合せください。

 

高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種

  高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種の町からの助成は、定期接種および任意接種問わず1回のみです。

高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について

 町では、高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用の一部助成を行なっています。定期予防接種対象者の方には、個別通知でお知らせをいたします。

肺炎球菌ワクチンとは

 肺炎球菌ワクチンは、肺炎などの呼吸器の感染症や全身性感染症を引き起こす細菌(肺炎球菌)を予防するためのワクチンです。肺炎球菌ワクチンは、約90種類ある肺炎球菌のうち、肺炎の頻度の高い23種類の肺炎球菌について予防するものです。そのためすべての肺炎を予防するものではありませんが、肺炎球菌による肺炎の発症および重症化予防などの効果が期待されます。

肺炎球菌ワクチンの副反応

 肺炎球菌ワクチンの接種後の副反応として、接種部位の疼痛(痛み)、熱感、腫れ、発疹が5%以上認められます。また筋肉痛、倦怠感、違和感、悪寒、頭痛、発熱がみられることもありますが、いずれも軽度で2~3日で消失します。

再接種における注意事項

 定期接種が対象となる方へ ⇒ 過去において肺炎球菌ワクチン接種を受けた方は、接種対象外となりますのでご注意ください。
 任意接種を希望される方へ ⇒、過去5年以内に肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けたことがある方は、ワクチン接種により、注射部位の疼痛(痛み)、紅斑、硬結等の副反応が初回接種より頻度が高く、程度が強く発現すると報告されています。再接種にあたっては、主治医と再接種の必要性をよく相談するとともに、前回接種から5年以上の間隔をあけてください。

定期接種について

1 対象者

接種時に川島町に住所を有し、住民基本台帳に記載されている方で、過去に肺炎球菌ワクチンの予防接種を一度も受けたことがない方

2 対象年齢

  • 接種時の年齢が満65歳の方
  • 満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能低下の重度の障がい(身体障がい者手帳1級)のある方

3 接種回数

1回限り

4 接種費用

5,000円(接種委託医療機関の窓口で接種後支払う額)
※生活保護受給者の方は無料
医療機関がご不明な場合は、健康福祉課 健康増進グループまでお問合せください。

5 接種方法および接種が受けられる医療機関

埼玉県内の契約医療機関に予約して接種をうけます。
医療機関がご不明な場合は、健康福祉課 健康増進グループまでお問合せください。

6 持ち物

高齢者肺炎球菌ワクチン接種用の予診票(対象者には郵送してあります)
年齢確認ができる物(健康保険証、運転免許証など)
 

任意接種について

1 対象者

接種時に川島町に住所を有し、住民基本台帳に記載されている方で、過去に定期接種または任意接種の助成を受けていない方

 

2 対象年齢

満65歳以上の方で定期接種対象者以外の方

3 助成回数

1回

4 助成金額

3,000円 
※生活保護受給者の方は無料

5 助成方法

1.医療機関で予防接種をうけ、接種費用をお支払いください。

2.下記のものを持参のうえ、健康福祉課健康増進グループ(7番窓口)でお手続きをお願いします。

  • 領収書(原本)
  • 接種済証の写し(ワクチンの種類、接種日、医療機関名の記載があるもの)
  • 振込先の口座が確認できるもの(通帳など)

お手続き後、助成金を指定の金融機関の口座に振り込みます。

6 申請期限

令和7年3月31日までです。早めにご申請ください。

 

予防接種を受ける上での注意事項

1 予防接種を受けることができない人

  1. 接種当日、明らかに発熱している人(接種時の体温が37.5℃以上)
  2. 重篤な急性疾患にかかっている人
  3. ワクチンの成分によりアナフィラキシーショック(呼吸困難やじんましんなどの重いアレルギー反応)を起こしたことがある人

2 予防接種を受ける前に医師に相談しなければならない人

  1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、血液疾患などの基礎疾患がある方
  2. 予防接種を受けたあと2日以内に発熱のみられた方および全身性発疹などのアレルギーを疑う症状が呈したことがある方
  3. 過去にけいれんの既往症がある方 
  4. 過去に免疫不全の診断がされた方および近親者に先天性免疫不全症のかたがいる方
  5. ワクチンの成分に対してアレルギーを呈したことがある方

3 接種後の注意

  1. 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療機関)とすぐに連絡が取れるようにしておきましょう。
  2. 接種当日はいつも通りの生活をしてもかまいませんが、激しい運動は控えましょ う。
  3. 入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすることはやめましょう。

4 健康被害救済制度について

  • 定期予防接種における健康被害が発生した場合は、予防接種法に基づく健康被害救済制度。 
  • 任意予防接種により健康被害が発生した場合は、予防接種法に基づく救済を受けることができません。健康被害が発生した場合は「川島町予防接種事故災害補償規程」または独立行政法人医薬品医療機器総合機構による「医薬品副作用被害救済制度」による救済となります。