ナガエツルノゲイトウにご注意ください!

 

 特定外来生物に指定されている「ナガエツルノゲイトウ」の発生が、町内でも確認されました。

 本草は主に水辺で生育する多年草で、繁殖力・再生力が強く、駆除が困難であることから、農業への影響が心配され、まん延防止のためには早期発見・早期駆除が重要になります。

 

ナガエツルノゲイトウ1

ナガエツルノゲイトウ2

 

生産者の皆さまへお願い

 

生産者向けチラシ(水田:秋編) 

 

ナガエツルノゲイトウを防ぐために

 ・収穫前に水田を観察し、発生がないか十分に確認する!

 ・発生地域では、収穫後すぐに耕うんしない!

 

生産者向けチラシ

 

 ナガエツルノゲイトウは、拡大力・再生力が非常に強く、断片からも再生するため、粘り強い対応が必要です。

 

◇刈払い機による機械除草は行わない!

 刈払いによって断片が農地に飛散する恐れがあるため、定着が見られる畦畔では除草剤中心の管理を行います。

 

◇除草剤による処理

 水田内、畦畔で使用可能な除草剤を使用し防除を行います。

 

◇抜き取り・剥ぎ取りによる駆除

 生育初期に除去することが有効です。断片が残らないように駆除作業を行い、周囲に流出しないように密閉し、その場で枯らすか焼却処分場で処分します。

 

※ナガエツルノゲイトウは特定外来生物に指定されているため、栽培・保管・運搬は禁じられていますが、小規模な防除の場合、防除目的の運搬は事前に防除の内容等を公表すれば可能です(ただし、農業を営むにあたって行う防除の場合の公表は不要)。

 

◇水田内への侵入阻止

 農業水利施設は、水路を介して農地と繋がることから、給水口にネット等(4ミリメートル目合)を取り付け、侵入を防止します。

 

水路管理者の皆さまへお願い

 

水路管理者向けチラシ

 

【関連情報】

 埼玉県農産物安全課のホームページ〈外部リンク〉