ヤスデが大量発生したら

ヤスデは梅雨の前後に活発に活動します。

農作物への被害や、ムカデのように人を噛むなど危害を加えることはありませんが、ときに異常発生して塀や壁によじ登ったり、家屋の中に侵入することがあるため、不快害虫と呼ばれています。

 

ヤスデが好む環境

  • 湿った枯葉などの下
  • 日当たりが悪く暗い場所(室外機の下など)
  • 湿り気のある土の中

ヤスデは「湿っている」「日が当たらない」場所を好みます。

 

ヤスデが発生したら

草刈りや落ち葉の除去、側溝等の清掃を行う

ヤスデが好む「暗くて湿った場所」を作らないため、庭先や農地の草刈りを行い、水はけと日当たりを確保することが大切です。

 

家屋への浸入を防ぐ

ヤスデは滑面(ツルツルしたところ)を歩くことができないため、塀の端や建物基礎にガムテープ、金属板を張り付けることで侵入を防ぐことができます。

 

忌避剤、殺虫剤を使用する

ホームセンターなどで購入できる園芸用の石灰(消石灰)を撒くことで、寄せ付けない効果があると言われています。

ただし、雨で流れてしまうので、天候をみて撒くことをお勧めします。

ヤスデは、叩いたり潰したりといった刺激を与えると悪臭を放つため、部屋の中に入ってきてしまったヤスデを駆除する際には、スプレー式の殺虫剤も有効です。

ご自身での駆除が難しい場合は

上記のような駆除方法がご自身で行えない場合は、専門業者に駆除を依頼してください。

※町では、私有地の害虫駆除を行うことはできません。

※費用はご自身の負担となります。

 

一般社団法人 埼玉県ペストコントロール協会では、害虫の駆除相談及び専門業者の紹介をしています。

お困りの際は、お電話にてご相談ください。【電話:048-854-2890】