クビアカツヤカミキリとは

 本来、日本には生息しないカミキリムシですが、平成24年に愛知県で初めて確認され、サクラなどの被害で注目されるようになりました。

 人体に害はありませんが、サクラ、モモ、ウメ等のバラ科の樹木に卵を産み、幼虫が樹木を摂食するため、樹木が弱り、枯死、落枝、倒木のおそれがあります。繁殖力がとても強く、特定外来生物に指定されています。

 平成25年に埼玉県内で初めて「クビアカツヤカミキリ」が発見されて以降、複数の地域で発見されており、被害の拡大が懸念されています。川島町においても、クビアカツヤカミキリの被害が確認されています。

クビアカツヤカミキリにより枯れたサクラ

クビアカツヤカミキリにより枯れたサクラ

 

画像提供:埼玉県環境科学国際センター

https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/center/kubiaka_freeimage.html

クビアカツヤカミキリの特徴

成虫は胸部が赤く、体長約2.5センチメートルから4センチメートルで、全体に黒光りしています。

幼虫が寄生した樹木には、木くずやフンからなる「フラス」が大量に排出されます。

「フラス」は幼虫の侵入孔から排出され、棒状(かりんとう状)で、木の下に落ちています。

成虫脱出孔は直径約2センチメートルから3センチメートルで、楕円(だえん)形をしています。

幼虫が寄生している樹木は、桜、ウメ、モモ、スモモなどのバラ科の樹木です。

クビアカツヤカミキリ成虫オス クビアカツヤカミキリ成虫メス

 クビアカツヤカミキリ成虫オス  クビアカツヤカミキリ成虫メス

 

  クビアカツヤカミキリ幼虫   クビアカツヤカミキリのフラス

 

画像提供:埼玉県環境科学国際センター

https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/center/kubiaka_freeimage.html

クビアカツヤカミキリを発見したら

 クビアカツヤカミキリによる被害を防ぐため、成虫を発見したら捕殺をお願いします。

 クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、法律により飼育、保管および運搬することが原則禁止されています。

 

クビアカツヤカミキリの詳細について

 

詳しくは、以下のホームページをご覧ください。

 

サクラの外来害虫【クビアカツヤカミキリ】情報

https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/center/kubiaka.html

サクラの外来害虫【クビアカツヤカミキリ】被害防止の手引き 

https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/117809/kubiaka_manual_no8_2.pdf

クビアカツヤカミキリを見つけたら(埼玉県ホームページ)

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0508/gairai/kubiaka.html

 

クビアカ豆知識

〇成虫は、剪定した枝から出る匂いをたどって樹木にやってきます。

なので、手入れされていない木は被害が少なく、駐車場付近や道路沿いなど、枝の剪定がされている木は被害が大きい傾向にあります。

剪定した枝をそのままにせず、ボンドなどでコーティングをして、匂いが出ないよう対策することで被害を防ぐことができる可能性があります。

 

〇クビアカツヤカミキリの成虫活動時期のピークは、6月上旬から7月中旬頃気温が30~36度の間の、晴れか曇りの日に活動しています。気温が37度以上や、雨の日にはほとんど姿を現しません。

また、活動する時間帯は午後2時~午後4時頃。

 

〇フラスが確認できた木を見つけたら、フラスの排出孔を確認してください。

フラス排出孔周辺に白色系の缶スプレーを吹き付けると、成虫が木から出てくるための脱出孔が出来るのが分かりやすくなります。

脱出孔が確認できたら、そこに殺虫剤(スプレーノズル式)を噴射し、ボンドで蓋をすることで駆除できます。

また、さらに簡易的に行う場合、前述のとおり脱出孔を確認したら、割りばしを差し込みます。

そうすることで脱出孔を塞ぎ、成虫が外に出られなくなります。