稲わらのすき込みで土づくり

 昨年の台風第19号では、膨大な稲わらが川島町内の一部の圃場・用排水路、道路に流出・散乱

するなど、多くの被害が生じました。

 稲わらは、農作業後なるべく早くすき込みをし、有効活用しましょう。

すき込みの効果

 毎年すき込むことで、以下のような効果が期待できます。

   作土が厚くなる

   土が柔らかくなる

   土壌窒素量が増える

すき込みの方法

  1 すき込みは秋が基本です。刈り取り後、早めに行いましょう。

    稲わらを分解する土壌微生物は、地温が15℃以上で活動が活発になります。

    早期にすき込むことによって、稲わらの土壌分解が促進されます。

  2 コンバインで細断した稲わらを均一に散らします。

    (山盛りのままですき込むと、生育ムラとなりやすい)

  3 プラウやロータリーですき込みます。