(町指定有形文化財・彫刻)

   



 この地像菩薩立像は、比企能員(ひき・よしかず)の血を受けたという飯島氏一家の地蔵堂に安置されています。
 室町時代末期の作といわれ、寄木工法による木彫立像で貴重な文化財価値をもっています。にっこりとした豊かな面立ち、慈愛あふれる容姿が人々の心をひきつけます。
 この地蔵尊はひのき材で、彫りが深く見事で、像高は3尺2寸9分あります。
 昭和48年に解体修理し、復元されました。

所在地 大字平沼626 飯島氏管理
指定年月日 昭和36年1月25日