(町指定有形文化財・古文書)

 

 

 封建時代の領主は、自分の領地を把握するため検地をしました。その記録が検地帳です。
 小美濃郷検地帳は、慶長14年徳川秀忠の時、今の上・下小見野を検地したものです。これによると、土地は上中下及び下々等の等級に区分され、小字名等も記載されています。農民の多くは3反以下の耕作者であったために、有力な農民から土地を借りたり、使われたりして生活をしたことがわかります。
 なお、この検地帳は全巻揃っていませんが、現在川島町で一番古いものです。

所在地 個人所有
指定年月日 昭和36年1月25日